
青森県八戸市の「史跡根城の広場」を案内するボランティアガイドグループが7日、市博物館前で出発式を開き、本年度の活動をスタートさせた。中世の館として誇る根城の魅力を分かりやすく発信しよう-と決意を新たにした。
高校生から80代までのメンバー30人のうち24人が集合。元沢弘志代表(71)が「根城は八戸の宝と言っても過言ではなく、ガイドできることは光栄。八戸の広報マンとして誇りを持って案内している」とあいさつした。
同グループは2024年度、3千人弱を案内した。1997年の活動開始以降の累計案内者数は約13万6千人。ガイド2年目の八戸聖ウルスラ学院高校3年・中村綾寿さん(17)は取材に「昨年は優しい先輩に教わりながら、学校では学べない内容にも触れることができた。今年は受験を控えているが学業と両立させ、魅力を広める活動を続けていきたい」と語った。
根城は1334(建武元)年、根城南部氏の祖・南部師行(もろゆき)が築城し約300年間、南部氏の居城だった。1941(昭和16)年に国史跡に指定され、2006年に日本城郭協会の「日本100名城」に認定された。
メンバーは12月7日までの午前9時半~午後3時半、同広場のガイドハウスに待機し、無料で案内する。新メンバー養成に向け今月12、19、26日の午後1時半~3時に講座を開く。問い合わせは市博物館(電話0178-44-8111)へ。
高校生から80代までのメンバー30人のうち24人が集合。元沢弘志代表(71)が「根城は八戸の宝と言っても過言ではなく、ガイドできることは光栄。八戸の広報マンとして誇りを持って案内している」とあいさつした。
同グループは2024年度、3千人弱を案内した。1997年の活動開始以降の累計案内者数は約13万6千人。ガイド2年目の八戸聖ウルスラ学院高校3年・中村綾寿さん(17)は取材に「昨年は優しい先輩に教わりながら、学校では学べない内容にも触れることができた。今年は受験を控えているが学業と両立させ、魅力を広める活動を続けていきたい」と語った。
根城は1334(建武元)年、根城南部氏の祖・南部師行(もろゆき)が築城し約300年間、南部氏の居城だった。1941(昭和16)年に国史跡に指定され、2006年に日本城郭協会の「日本100名城」に認定された。
メンバーは12月7日までの午前9時半~午後3時半、同広場のガイドハウスに待機し、無料で案内する。新メンバー養成に向け今月12、19、26日の午後1時半~3時に講座を開く。問い合わせは市博物館(電話0178-44-8111)へ。