縄文是川ボランティア 魅力発信へ決意

本年度の活動に向けて激励を受けた縄文是川ボランティアメンバー

 八戸縄文保存協会(古舘光治会長)は4日、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館を拠点に活動する「縄文是川ボランティア」(村中健代表)の激励セレモニーを行った。本年度の活動に向け、メンバーが国史跡・是川石器時代遺跡の価値や魅力発信に尽力することを誓った。

 セレモニーには、3月末時点で登録されている36人のうち、16人が出席した。同協会の佐藤雄三副会長は「メンバーは勉強会などガイドスキル向上へたゆまぬ努力をしている。観光シーズン到来に当たり、来館者に市の縄文遺跡、文化の素晴らしさを伝えてほしい」とあいさつ。来賓の熊谷雄一市長、VISITはちのへの佐々木伸夫理事長が激励した。

 村中代表は「縄文館の展示物は、縄文時代の生活を知る上で非常に重要で、八戸、日本の宝。来館者に素晴らしさを伝えるために頑張りたい」と決意。地元の是川音頭保存会メンバーが歌と踊りを披露して花を添えた。

 同ボランティアは1996年に結成され、同館に展示している出土品の解説やガイド、体験学習の指導などを通して同市の縄文文化を発信する活動を続けている。

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