
青森県野辺地町最大の祭り「のへじ祇園まつり」(21~24日)に向け、町内各祭典部の山車作りが大詰めを迎えている。はやしの練習も盛んに行われ、祭りムードが高まっている。
祭りのメインイベントで22日の初日山車合同運行は、2019年以来6年ぶりに夜間に実施。各祭典部は山車が美しくライトアップされるよう、工夫を凝らしながら作業を進めている。
下袋町組祭典部(野坂充祭典委員長)は仏教説話の「安珍・清姫 怨念の場」をテーマに、集会所敷地内の作業小屋で6月上旬から制作を開始。仕事終わりの地域住民が連日集まり、木材で作った骨組みにわらや包帯を巻いて立体感のある人形を作ったり、断熱材を加工して飾りなどを制作したりと作業に汗を流している。
「夜間運行は昼と違い、より山車の表情が出る。そこを意識して照明の色を工夫している」と話すのは、同祭典部山車部長の横浜薫さん(60)。少子高齢化の影響で祭り参加者が減るなど苦労もあるというが、「町民が一体となる祭りで、山車作りの灯は消したくない。各町内がいい意味で張り合い、切磋琢磨(せっさたくま)して盛り上げたい」と力を込めた。
21日は野辺地八幡宮に大しめ縄を奉納する「しめあげ」や宵宮を実施。23日は海上渡御と町内自主運行、24日は日中に最終日山車合同運行を行う。町観光協会によると、今年は8祭典部が参加する。
祭りのメインイベントで22日の初日山車合同運行は、2019年以来6年ぶりに夜間に実施。各祭典部は山車が美しくライトアップされるよう、工夫を凝らしながら作業を進めている。
下袋町組祭典部(野坂充祭典委員長)は仏教説話の「安珍・清姫 怨念の場」をテーマに、集会所敷地内の作業小屋で6月上旬から制作を開始。仕事終わりの地域住民が連日集まり、木材で作った骨組みにわらや包帯を巻いて立体感のある人形を作ったり、断熱材を加工して飾りなどを制作したりと作業に汗を流している。
「夜間運行は昼と違い、より山車の表情が出る。そこを意識して照明の色を工夫している」と話すのは、同祭典部山車部長の横浜薫さん(60)。少子高齢化の影響で祭り参加者が減るなど苦労もあるというが、「町民が一体となる祭りで、山車作りの灯は消したくない。各町内がいい意味で張り合い、切磋琢磨(せっさたくま)して盛り上げたい」と力を込めた。
21日は野辺地八幡宮に大しめ縄を奉納する「しめあげ」や宵宮を実施。23日は海上渡御と町内自主運行、24日は日中に最終日山車合同運行を行う。町観光協会によると、今年は8祭典部が参加する。