
青森県八戸市の種差海岸近くの民宿「志保」が1日、リニューアルオープンした。高齢の夫婦が長年営んできた民宿を同市の見吉由記さん(48)が事業承継し、再スタートを切った。見吉さんは「最高のロケーションで(日常から離れて心身をリフレッシュする)リトリートができる宿にしたい」と話している。
見吉さんは種差地区出身。東京の会社に勤めていたが、コロナ禍で在宅勤務となったのを機に2021年、子どもを連れて地元へUターンした。種差海岸インフォメーションセンターでインターンとして活動していた際、周辺に宿泊需要があると知り、自ら民泊を始めようと考えた。
その頃、志保を経営する夫婦が高齢を理由に廃業する予定と耳にしたため、見吉さんは仕事を辞め、志保を引き継ごうと決意。経営者夫婦は県事業承継・引継ぎ支援センターに登録しており、県や市などのサポートを受けることができた。
志保の運営は見吉さんが設立した「合同会社あめつちグローバル」が行う。今後は民宿業のほか、志保を拠点にインバウンド(訪日客)に対応できる通訳業務などを展開する方針。
24年春から約1年かけて開業の準備をした。以前の志保の雰囲気を残そうと、間取りや料理は変えなかった。1階の大部屋は地域の人にイベントで使ってもらうことなども想定している。
見吉さんは「地域に開けた場所にしたい。絶景のリトリート施設は他にないので、内省して自分を取り戻せる場所として使ってもらえたら」と話した。
宿泊の予約、問い合わせは電話(080-5034-4421)かメール(shiho.inn.mail@gmail.com)へ。
見吉さんは種差地区出身。東京の会社に勤めていたが、コロナ禍で在宅勤務となったのを機に2021年、子どもを連れて地元へUターンした。種差海岸インフォメーションセンターでインターンとして活動していた際、周辺に宿泊需要があると知り、自ら民泊を始めようと考えた。
その頃、志保を経営する夫婦が高齢を理由に廃業する予定と耳にしたため、見吉さんは仕事を辞め、志保を引き継ごうと決意。経営者夫婦は県事業承継・引継ぎ支援センターに登録しており、県や市などのサポートを受けることができた。
志保の運営は見吉さんが設立した「合同会社あめつちグローバル」が行う。今後は民宿業のほか、志保を拠点にインバウンド(訪日客)に対応できる通訳業務などを展開する方針。
24年春から約1年かけて開業の準備をした。以前の志保の雰囲気を残そうと、間取りや料理は変えなかった。1階の大部屋は地域の人にイベントで使ってもらうことなども想定している。
見吉さんは「地域に開けた場所にしたい。絶景のリトリート施設は他にないので、内省して自分を取り戻せる場所として使ってもらえたら」と話した。
宿泊の予約、問い合わせは電話(080-5034-4421)かメール(shiho.inn.mail@gmail.com)へ。