津鉄沿線キバナコスモス見ごろ/五所川原

見ごろを迎えている津軽鉄道沿線のキバナコスモス=16日午前、五所川原市

 厳しい暑さが続く中、青森県五所川原市中心部の津軽鉄道沿線では、キバナコスモスが見ごろを迎えている。津軽五所川原駅の北側に約200メートルにわたってオレンジ色の花が連なり、乗客や住民の目を楽しませている。

 花の世話をしているのは、地元のさつき町町内会の有志でつくる「花を愛する会」で、およそ20年前から植栽活動を続けている。今年も5月下旬に種をまき、猛暑の中、水やりなどを続けてきた。

 花々の横を同じオレンジ色の「走れメロス号」が駆け抜ける光景は、今や地域の風物詩。今年は花畑の中を歩ける長さ50メートルほどの「散歩のこみち」を新たに造っており、19日にオープンのセレモニーを行う。

 16日も手入れを行っていた同会の小関光雄会長(79)は「会の仲間の頑張りに応えて、今年もきれいに咲いてくれた。『こみち』にはベンチも設けたので、ゆっくりと見てほしい」と語った。9月中ごろまで楽しめるという。

五所川原市

青森
五所川原立佞武多 雨に負けず迫力の閉幕
青森
夜空彩る1万発 海上運行のねぶたも観客魅了/青森ねぶた閉幕
青森
火扇 闇夜に悠々 青森県の祭り佳境
青森
祭りの鼓動、奥津軽に到来/立佞武多開幕
青森
「金木囃子方 竹の音」が立佞武多に初参加