知られざる地元画家に光 階上出身の故・小田修三さん展

小田さんが描いた色鮮やかな作品が並ぶ会場

 青森県階上町出身の画家・故小田修三さん(1948~2014年)の作品展「小田修三展~こどもの心誘う・階上の画家~」が、八戸市の帆風美術館で開かれている。地元の知られざる画家の実像に光を当てようと、眠っていた約500点のうち、約70点を2期に分けて展示する。

 会場には子どもを題材にオイルパステルで描いた作品や、鉛筆を使った抽象画などが並ぶ。作品に純朴でひたむきな人柄がにじみ出ている。

 小田さんは50歳の時、趣味で絵を描き始めた。病気や入退院を繰り返す中、65歳で亡くなるまで創作に打ち込み、500点以上の作品を残した。同館の吉田章恵館長によると、小田さんはコンテストに出品することはあまりなかったという。

 小田さんの妻と吉田館長は人柄について「(若い頃は)子どもに絵を教え、好かれていたらしい」「社交的で人が好きな半面、繊細な人だった」「自分が描きたいものを描き切っていない、とにかく描きたいという気持ちが強かったのかな。コンテストは頭になかったと思う」と話す。

 作品展は昨年、吉田館長が同館の別の展示の準備をしていた時、小田さんの親戚が所有していた作品を偶然発見したのがきっかけで実現した。吉田館長は作品の魅力について「絵そのものはもちろん、額縁の選択がいい。絵がよく映えて見える状態を再現しているので魅了される」と語り、「落ち着いた雰囲気の中、作品を身近に感じられるような展示になった」とPRした。

 6月25日まで。5月8~13日は作品入れ替えのため休館となる。

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