「雪むろりんご」掘り出し堪能 浪岡中生/青森

自ら掘り出した雪むろりんごを味わう浪岡中の生徒たち

 青森市浪岡の道の駅なみおか「アップルヒル」(佐藤文一駅長)は2月28日、道の駅敷地内で1月下旬から雪の中に貯蔵していた「雪むろりんご」の掘り出し作業を行った。地元・浪岡中学校の生徒たち15人は作業に汗を流した後、甘みが凝縮されたリンゴの味を堪能していた。

 アップルヒルは毎年、雪を使った保存庫「雪室」でリンゴを貯蔵し、掘り出した後に販売している。21回目の本年度は、津軽地域で取れたサンふじ約1万5千個を貯蔵した。

 当日は、浪岡中の野球部や県外出身者が多数所属するバドミントン部の部員たちが、道の駅の関係者から掘り出し手順の説明を受け、作業に取りかかった。今冬は昨季に続き大雪に見舞われたこともあり、道の駅敷地内には4メートルほどの雪が積み上がっていた。

 生徒たちは雪室を覆う雪の上に登るなど、上下からスノーダンプやスコップで懸命に掘り出した。その後、雪室から取り出された真っ赤なリンゴを笑顔で頬張っていた。

 大阪府出身のバドミントン部2年・新田大晃(ひろあき)さん(14)は「雪の中で長く熟成されていたということで、果汁も多くシャキシャキしておいしかった。雪かきの後は格別」と声を弾ませた。実家がリンゴ農家だという野球部2年・工藤颯介(そうすけ)さん(14)は「雪が重くて雪かきは大変だったが、リンゴは甘みと酸味のバランスが取れていておいしかった」と笑顔を見せた。

 雪むろりんごは3月7日午前9時から、道の駅のりんご直売所で販売する。

リンゴが入った雪室をスノーダンプやスコップを使って掘り出す浪岡中の生徒たち

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