青森県八戸市の千葉学園高校(岡本潤子校長)生活文化科の生徒がデザインした和菓子「土偶の練り切り」が商品化された。11月3日の是川縄文館のイベント「是川縄文の日」で販売した際、商品化を望む声が多かったことを受けた。菓子処丸美屋(同市小中野)の協力で実現、15日から八食センター店(同市河原木)で希望者に提供する形で販売している。
同科は2020年度から、縄文文化の学習により地域に誇りと愛着を持ち、魅力を未来につなぐ活動に取り組んでいる。昨年度と本年度は3年生がフードデザインの授業として、丸美屋の従業員を講師に「練り切り」で土偶を制作する体験を行った。生徒は国宝・合掌土偶の1点と、さまざまな土偶から自分で選んだ1点の計2点の練り切りを自由な発想で作っていた。
商品化されたのは、昨年度の3年生がデザインした頬杖(ほおづえ)土偶と、現3年生の奥野稀渚(まれな)さん(18)がデザインした板状土偶、丸美屋がデザインした合掌土偶の3種類。いずれも税込み350円。
奥野さんは「こだわって作った自分のデザインが採用され、うれしい。見ていただき、縄文のことをたくさん知っていただけたら」と笑顔で話した。15日、奥野さんと一緒に丸美屋八食センター店の店頭に立った浅坂結衣さん(18)は「授業では、決まったサイズに作るのが難しかった。商品化する職人の技術はすごいと思った」、佐々木美羽さん(18)は「手で少し押すだけでも形が変わり、作るのは難しかった。自分が考えたデザインではないが、お客さんが『かわいい』と言ってくださるのがうれしい」と話した。
同科は2020年度から、縄文文化の学習により地域に誇りと愛着を持ち、魅力を未来につなぐ活動に取り組んでいる。昨年度と本年度は3年生がフードデザインの授業として、丸美屋の従業員を講師に「練り切り」で土偶を制作する体験を行った。生徒は国宝・合掌土偶の1点と、さまざまな土偶から自分で選んだ1点の計2点の練り切りを自由な発想で作っていた。
商品化されたのは、昨年度の3年生がデザインした頬杖(ほおづえ)土偶と、現3年生の奥野稀渚(まれな)さん(18)がデザインした板状土偶、丸美屋がデザインした合掌土偶の3種類。いずれも税込み350円。
奥野さんは「こだわって作った自分のデザインが採用され、うれしい。見ていただき、縄文のことをたくさん知っていただけたら」と笑顔で話した。15日、奥野さんと一緒に丸美屋八食センター店の店頭に立った浅坂結衣さん(18)は「授業では、決まったサイズに作るのが難しかった。商品化する職人の技術はすごいと思った」、佐々木美羽さん(18)は「手で少し押すだけでも形が変わり、作るのは難しかった。自分が考えたデザインではないが、お客さんが『かわいい』と言ってくださるのがうれしい」と話した。