
青森県三戸町の梅内りんご組合(小笠原淳一組合長)は15日、むつ市のサンマモルワイナリー(北村良久社長)に、「紅玉ワイン」の主原料となるリンゴ「紅玉」8トンを出荷した。つがる市で搾汁の後、むつ市の同ワイナリー第1工場と大鰐町の第2工場で仕込みを行い、同ワインは来年のゴールデンウイークごろ店頭に並ぶ予定。
同組合から同ワイナリーへの出荷は9年目。加工用リンゴのため、果実全体を均一に色づける玉回し作業が不要で、葉を取らずに育てられ、人手不足や高齢化が進む農家の省力化にもつながっている。
15日の出荷作業には笠井哲哉支配人ら同ワイナリー関係者5人も立ち会い、木箱などから約1トン入るメッシュコンテナに紅玉を移し、トラックに積み込んだ。同ワインは、紅玉8トンで720ミリリットル入りボトル約1万2千本が生産される見込み。
同組合によると、近年、加工用の紅玉の需要が拡大しており、単価が上昇しているという。小笠原組合長は「寒暖差の影響で非常に品質の良い紅玉が収穫できた。消費者においしいワインが届けられると思う」と述べた。第2工場の醸造責任者である笠井卓製造部課長は「紅玉の特徴であるシャープで繊細な酸味を生かし、立体感のあるワインを造りたい」と話した。
同組合から同ワイナリーへの出荷は9年目。加工用リンゴのため、果実全体を均一に色づける玉回し作業が不要で、葉を取らずに育てられ、人手不足や高齢化が進む農家の省力化にもつながっている。
15日の出荷作業には笠井哲哉支配人ら同ワイナリー関係者5人も立ち会い、木箱などから約1トン入るメッシュコンテナに紅玉を移し、トラックに積み込んだ。同ワインは、紅玉8トンで720ミリリットル入りボトル約1万2千本が生産される見込み。
同組合によると、近年、加工用の紅玉の需要が拡大しており、単価が上昇しているという。小笠原組合長は「寒暖差の影響で非常に品質の良い紅玉が収穫できた。消費者においしいワインが届けられると思う」と述べた。第2工場の醸造責任者である笠井卓製造部課長は「紅玉の特徴であるシャープで繊細な酸味を生かし、立体感のあるワインを造りたい」と話した。