
青森県三戸町の三戸高校みらい探究コースの3年生11人が、地元産のトマトやニンニクを使用し、郷土料理「ひっつみ」を組み合わせたオリジナルのレトルトカレー「ひっつみキーマカレー」を開発した。トマトの酸味と、ひっつみの新食感を楽しめる一品に仕上がった。同町の道の駅さんのへで2月27日から販売している。
商品開発は地元の魅力を知ってもらうのが目的で、約1年前にスタート。内閣府の地域活性化伝道師でコープおきなわの石原修さんらの助言を受けたほか、岩木屋(弘前市)から提供されたリンゴカレールーを用いて試作を重ねてきた。
2月26日、同校で開かれた商品発表会では、生徒たちが「トマトの収穫量が県内1位の知名度を高め、農家の経済的支援につなげたい」「長期保存が可能で非常食としても活用できる」「給食で提供し、三戸町への郷土愛を育むことにも寄与する」などと、商品化のメリットを説明した。
3年生の市村舞冬(まいと)さんは「トマトとひっつみ、カレーという意外な組み合わせだが、辛さが控えめなので多くの人に味わってもらいたい」とPR。
パッケージデザインは、同校クリエイティ部の生徒3人が担当。考案した2年生の大平珠来(みくる)さんは「学生らしさを示すため制服の袖をデザインに取り入れた。題字の『ひ』の部分をひっつみのように引き伸ばしている感じに表現した」と語った。
試食した沼沢修二町長は「ひっつみとキーマカレーのバランスが非常に良い。トマトの酸味とニンニク、リンゴの風味が絶妙に絡み合い100点以上の出来」と味を絶賛した。
「ひっつみキーマカレー」は1個540円(税込み)で販売されており、売り上げの一部を三戸町に寄付する予定という。
商品開発は地元の魅力を知ってもらうのが目的で、約1年前にスタート。内閣府の地域活性化伝道師でコープおきなわの石原修さんらの助言を受けたほか、岩木屋(弘前市)から提供されたリンゴカレールーを用いて試作を重ねてきた。
2月26日、同校で開かれた商品発表会では、生徒たちが「トマトの収穫量が県内1位の知名度を高め、農家の経済的支援につなげたい」「長期保存が可能で非常食としても活用できる」「給食で提供し、三戸町への郷土愛を育むことにも寄与する」などと、商品化のメリットを説明した。
3年生の市村舞冬(まいと)さんは「トマトとひっつみ、カレーという意外な組み合わせだが、辛さが控えめなので多くの人に味わってもらいたい」とPR。
パッケージデザインは、同校クリエイティ部の生徒3人が担当。考案した2年生の大平珠来(みくる)さんは「学生らしさを示すため制服の袖をデザインに取り入れた。題字の『ひ』の部分をひっつみのように引き伸ばしている感じに表現した」と語った。
試食した沼沢修二町長は「ひっつみとキーマカレーのバランスが非常に良い。トマトの酸味とニンニク、リンゴの風味が絶妙に絡み合い100点以上の出来」と味を絶賛した。
「ひっつみキーマカレー」は1個540円(税込み)で販売されており、売り上げの一部を三戸町に寄付する予定という。
