
朝晩の冷え込みが増す青森県内は、標高の高い山々で木々の色づきが進んだ。3連休初日の11日、八甲田山系の紅葉の名所は行楽客らでにぎわいを見せた。標高1100~1200メートル付近の毛無岱には、酸ケ湯温泉などを起点とした登山コースに多くの人が訪れた。木道のある湿原では黄金色に色づいたクサモミジが風に揺れ、周囲はハウチワカエデの赤やミネカエデの黄が山肌を染め上げた。登山者らは上毛無岱と下毛無岱の間にある斜面、通称「錦の屏風(びょうぶ)」を見上げたり、斜面の階段から広大な湿原を見渡したりしながら秋景色を楽しんだ。
東北の百名山を巡っているという仙台市の会社員雨宮任さん(53)は「大岳から下りてきたが、上から眺めても下から振り返っても素晴らしい景色」と絶賛していた。酸ケ湯温泉ガイド課によると、今年の紅葉は少し遅れていたが、ここ数日の冷え込みで一気に進んだ。酸ケ湯温泉周辺は同日で6割程度という。
東北の百名山を巡っているという仙台市の会社員雨宮任さん(53)は「大岳から下りてきたが、上から眺めても下から振り返っても素晴らしい景色」と絶賛していた。酸ケ湯温泉ガイド課によると、今年の紅葉は少し遅れていたが、ここ数日の冷え込みで一気に進んだ。酸ケ湯温泉周辺は同日で6割程度という。