26日から、いよいよ大型連休(GW)が始まる。燃料や宿泊費が高騰する昨今、財布のひもを締め、身近な場所で短めの日程を過ごす「安・近・短」が加速する-とみる旅行関係者は多い。青森県内では多彩な催しが準備されており、主催者側は「近場で青森の魅力を楽しんでもらう機会」と誘客をアピールしている。

 今年は26~27日、29日、5月3~6日の「飛び石連休」で、平日を休みにすれば最大11連休にすることが可能となる。ただ、旅行者を悩ませるのは「物価高」だ。

 「お客さまの動きが予想以上に鈍い。人気宿泊施設の予約が取りづらく、さらに連休が前・後半に分かれていて日並びがよくないのも影響している」と旅行代理店「オリエントツアー」(三沢市)の鈴木竜也社長。負担の大きな遠出を避け、近場の温泉やアウトドアで気楽に過ごす家族連れが増えると推察する。三八五観光(八戸市)の戸﨑浩之常務も「例年より『安・近・短』志向が強まっている印象が強い」と述べた。

 県内は野外イベントを中心に露店営業やステージ企画が充実。青森市のねぶたの家ワ・ラッセでは26日から催しが始まり、27日には中心街で春フェスティバルが開かれる。青森観光コンベンション協会の六角正人専務理事は「ワ・ラッセはリニューアルし、春フェスにはねぶたも出陣する。存分に楽しんで」とPR。今年、生誕90年を迎える劇作家寺山修司(1935~83年)の記念館がある三沢市では恒例のフェスティバルが控えており、笹目浩之副館長は「世代を超えて親しまれる寺山の魅力に浸ってほしい」と呼びかけた。

 仙台管区気象台や民間の気象情報会社によると、GW序盤は不安定な天気が続くが、次第に持ち直す見通し。最高気温は前半は15度前後、後半は20度前後になるとみられる。

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