第1会場で800人稲刈り 田舎館・田んぼアート

絵の周辺の稲を刈り取る参加者たち

 青森県田舎館村の名物「田んぼアート」の第1会場でこのほど、恒例の稲刈り体験ツアーが行われ、村内外から訪れた約800人の参加者が好天の下、収穫を楽しんだ。

 村役場に隣接する第1会場はタイトル「田舎館村70年のキセキ」。左側に過去に田んぼアートで手がけた「ローマの休日」などに再度チャレンジしたほか、城を模している村役場庁舎などを配置。村のこれまでの「軌跡」をたどりながら、田んぼアートで世界中にその名が知られるようになった「奇跡」を表現した。

 開会式では品川新一村長が「稲刈りができるのも皆さんの応援のおかげ。深く感謝します」とあいさつ。参加者たちは鎌を手に、家族や仲間同士で楽しみながら刈り取りに汗を流した。 田舎館中3年の工藤大知さんは「3回目で刈った稲を束ねるのが速くなった。いつもお世話になっている村への恩返しです」と話していた。

 道の駅いなかだて弥生の里の第2会場ともに、13日まで観覧できる。入場料はいずれも中学生以上300円、小学生100円、未就学児無料。

田舎館村

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