
青森市のJR青森駅東口ビルの「あおもり縄文ステーション じょもじょも」に19日、平川市のアーティストGOMAさん(38)が縄文をテーマに制作した立体作品「Jo-mon」が登場した。ねぶたの技法でかたどった土偶や土器に色鮮やかな模様を描き込んだ作品が正面に展示され、来場者を出迎えている。
昨年4月にオープンしたじょもじょもの来場者数の増加につなげるとともに、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の魅力を知ってもらおうと、県教育委員会が秋ごろに作品の制作を依頼。縄文と自身のアートだけでなく、青森県の伝統文化であるねぶたも掛け合わせたら面白そう-とのアイデアから、骨組みの制作は竹浪比呂央ねぶた研究所が協力した。
紙張り後、年明けから絵付けや色塗りの作業を始め約2週間で作品が完成。メインの板状土偶のほか遮光器土偶や壺(つぼ)型土器、環状列石を並べ、カラフルな草花やコケを描き入れた。
子どもたちも親しみやすいよう土偶にはポップな顔を描き、土器は模様のかすれなど細部まで表現。縄文時代の自然の豊かさをイメージしたというGOMAさんは「全部の作業が大変だったけど、かわいい作品ができた。本物の土偶や土器がどうなっているのか興味を持ってくれるきっかけになったら」と話した。
三内丸山遺跡センターの岡田康博所長は「どちらかと言えば茶色っぽい縄文の世界に華やかに彩りを添える作品で、誰が見ても親しめて縄文時代を楽しく明るくイメージしやすい。ぜひ多くの人に見ていただければ」と語った。
昨年4月にオープンしたじょもじょもの来場者数の増加につなげるとともに、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の魅力を知ってもらおうと、県教育委員会が秋ごろに作品の制作を依頼。縄文と自身のアートだけでなく、青森県の伝統文化であるねぶたも掛け合わせたら面白そう-とのアイデアから、骨組みの制作は竹浪比呂央ねぶた研究所が協力した。
紙張り後、年明けから絵付けや色塗りの作業を始め約2週間で作品が完成。メインの板状土偶のほか遮光器土偶や壺(つぼ)型土器、環状列石を並べ、カラフルな草花やコケを描き入れた。
子どもたちも親しみやすいよう土偶にはポップな顔を描き、土器は模様のかすれなど細部まで表現。縄文時代の自然の豊かさをイメージしたというGOMAさんは「全部の作業が大変だったけど、かわいい作品ができた。本物の土偶や土器がどうなっているのか興味を持ってくれるきっかけになったら」と話した。
三内丸山遺跡センターの岡田康博所長は「どちらかと言えば茶色っぽい縄文の世界に華やかに彩りを添える作品で、誰が見ても親しめて縄文時代を楽しく明るくイメージしやすい。ぜひ多くの人に見ていただければ」と語った。