夏の躍動想像して/青森市・新作ねぶた原画展

新作大型ねぶたの原画をじっくり鑑賞する来場者=28日、青森市の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

 青森ねぶた祭(8月2~7日)に出陣する大型ねぶたの原画展が28日、青森市の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸で始まった。本番を一層盛り上げようと、青森ねぶた運行団体協議会が企画した初の試み。初日から県内外の多くの来場者でにぎわった。

 23台の新作大型ねぶたの原画が展示されていて、題材の解説やこだわりを知ることができる。原画にはねぶた師が試行錯誤を重ね、何度も書き直した筆の跡も。訪れた人たちは原画に明かりがともって大型ねぶたへと姿を変え、街を練り歩くまでの過程を想像し、楽しむことができる。

 同協議会の山内誠会長は「実際に原画の繊細さに触れて、ねぶたに込められた思いを感じてほしい」と期待。第7代ねぶた名人の竹浪比呂央さんは「一つの絵画作品としての魅力を味わってほしい。心を込めて仕上げた原画から、夏の躍動を想像してみて」と来場を呼びかけた。

 横浜市から旅行で青森に訪れていた渡邊文子さん(78)は、ずらりと並べられた原画を一つ一つじっくりと鑑賞。「この原画から迫力あるねぶたが出来上がるのが、とても不思議。15年ほど前に家族で見たねぶた祭を思い出す」と懐かしそうに話した。

 原画展は31日まで開催している。29日は午前10時~午後4時、30、31日は終了時間が1時間延びて午後5時まで。入場無料。

青森市

青森
文化と出会える場所に 青森に食堂兼ギャラリー「路地」オープン
青森
アバターで館内案内/青森県立美術館で実証試験スタート
青森
あおもりマルシェ 4日間限定で復活、14日から/青森
青森
生け花と成田千空の俳句共演 小原流青森支部、5日から作品展
青森
「中空土偶」国宝になって青森県内初公開