八戸市美術館の企画展「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」(市美術館、青森放送主催)が12日開幕する。青森に種がまかれ、時代とともに花開いた教育版画の文化を、約250点の資料・作品とともに5章に分けて展示する。来年1月13日まで。
3章の「開花の章」では、1970年代に同市の湊中学校養護学級の生徒が制作した大型作品「虹の上をとぶ船」の総集編Ⅰ・Ⅱと完結編、計9点を青森県では20年ぶりに一堂に展示する。このうち総集編Ⅱの「星空をペガサスと牛が飛んでいく」はアニメ映画「魔女の宅急便」の劇中画のモチーフになっている。
1、2章では青森の教育版画の礎を築いた今純三(1893~1944年)の作品をはじめ、1950年代に盛んになった「教育版画運動」に携わった郷土の版画家や当時の子どもたちの作品により、県内の教育版画の歩みを展示。4章では全国に教育版画運動を全国に広めた版画家・教育者の大田耕士(1909~98年)と青森の教育版画の関わりを資料で紹介する。
5章「時の章」は現代の作品。アーティストユニット「THE COPY TREVELERS」や音楽家・井川丹さんが同市内の児童・生徒と共同で制作した作品を展示する。
11日、関係者向けの内覧会で佐藤慎也館長は「市民をはじめアマチュアの作品も展示するのが市の美術館らしさ。市内外問わず多くの人に来ていただきたい」と述べた。観覧料は一般千円、大学、専門学生500円で高校生以下は無料。毎週火曜と12月29日~来年1月1日は休館。問い合わせは同美術館(電話0178-45-8338)へ。
3章の「開花の章」では、1970年代に同市の湊中学校養護学級の生徒が制作した大型作品「虹の上をとぶ船」の総集編Ⅰ・Ⅱと完結編、計9点を青森県では20年ぶりに一堂に展示する。このうち総集編Ⅱの「星空をペガサスと牛が飛んでいく」はアニメ映画「魔女の宅急便」の劇中画のモチーフになっている。
1、2章では青森の教育版画の礎を築いた今純三(1893~1944年)の作品をはじめ、1950年代に盛んになった「教育版画運動」に携わった郷土の版画家や当時の子どもたちの作品により、県内の教育版画の歩みを展示。4章では全国に教育版画運動を全国に広めた版画家・教育者の大田耕士(1909~98年)と青森の教育版画の関わりを資料で紹介する。
5章「時の章」は現代の作品。アーティストユニット「THE COPY TREVELERS」や音楽家・井川丹さんが同市内の児童・生徒と共同で制作した作品を展示する。
11日、関係者向けの内覧会で佐藤慎也館長は「市民をはじめアマチュアの作品も展示するのが市の美術館らしさ。市内外問わず多くの人に来ていただきたい」と述べた。観覧料は一般千円、大学、専門学生500円で高校生以下は無料。毎週火曜と12月29日~来年1月1日は休館。問い合わせは同美術館(電話0178-45-8338)へ。