ポケモン表現作品90点 工芸展開幕/八戸市美術館で8月31日まで

内覧会で作品に見入る来場者

 八戸市美術館で28日、多メディア展開される人気作品「ポケットモンスター」と工芸を掛け合わせた展覧会「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」が開幕する。総勢20人の作家らが、ポケモンの姿や世界観を焼き物や着物、ガラス作品などで表現。初公開の作品2点を含む約90点を展示する。8月31日まで。

 同展は2023年、国立工芸館(金沢市)を皮切りに始まった人気展。国内外で開かれ、八戸市美術館は7会場目。

 ポケモンの姿などをリアルに表現した「すがた-迫る!」、世界観を表現した「ものがたり-浸る!」、生活を彩る工芸にポケモンを落とし込んだ「くらし-愛でる!」の三つのカテゴリー別に展示。制作の過程を紹介した作品もある。

 27日は関係者向けの内覧会が開かれた。株式会社ポケモン(東京)の田中雅美常務執行役員は「普段は画面で楽しんでいるポケモンが、リアルな工芸作品として立体的になっているのが魅力。一つ一つをじっくり味わってほしい」と語った。

 観覧料は一般1300円、高校・大学生800円、小中学生600円。土日祝日と8月12~15日は日時指定のチケットが必要。オンラインでの購入を推奨している。7月の毎週火曜は休館(29日は開館)。2期制で、7月23日から一部の展示を入れ替える。問い合わせは市美術館(電話0178-45-8338)へ。

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