伝統こま「ずぐり」制作最盛期/黒石

盛んに制作が行われている津軽地方に伝わる伝統のこま「ずぐり」

 津軽地方の伝統こま「ずぐり」の制作が、青森県黒石市の津軽こけし館で最盛期を迎えている。実演コーナーでは24日、地元の津軽系こけし工人・小島利夏さんが一つ一つ丁寧に仕上げていた。

 ずぐりは雪の上でも回せるよう、「立ち子」と呼ばれる地面と接する軸が丸く太いのが特徴。同館によると年間を通じて制作されているが、2月に同市で行われるずぐり回し大会が近づくと購入者が増えることから、この時期が制作のピークとなっている。数年前から光村図書出版の小学3年の国語教科書でずぐりが紹介されており、冬季以外でも全国から注文や問い合わせがあるという。

 この日、同館で小島さんは、ろくろに取り付けた木地をかんなで削るなどしてずぐりの形を整え、紫や緑、黄、赤色で色付け。立ち子の曲面を慎重に削り上げ、20分ほどで一つのずぐりを完成させた。

 小島さんは「立ち子の形で回り方が左右される」とし、「ずぐりを回すのは難しくないので、幅広い年代の人に楽しんでほしい」と語った。

 同館は28日、小学生以上を対象に絵付けやこま回しなどの体験イベントを開く。参加費は2千円(ずぐりとロープ付き)、事前予約が必要。申し込みは同館(電話0172-54-8181)へ。

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