インド料理店「カバブ」盛岡市本宮に移転オープン 父の急逝乗り越え、介護事業所経営者が継ぐ「家庭の味」

看板メニューのミールス。バスマティライスとチャパティをカレーと副菜で囲む
 介護事業所を運営する伊藤達也さん(32)=盛岡市梨木町=は、インド料理店「カバブ」を同市本宮に移転オープンさせた。営んでいた父親が2月に急逝。インド人ら従業員を守ろうと「二足のわらじ」で未知の飲食業に挑戦することを決めた。お世話になった人々への恩返しを込め、親しまれた店を守り継ぐ。

 「インドの家庭料理」で他店と差別化を図る。現地の家庭ではナンが作られることはほぼなく、平焼きのパン「チャパティ」が主流。長粒のバスマティライスとチャパティに副菜が付くミールス(1100円)やナンバーガーセット(900円)を看板商品に、インドカレーそば700円、生ビールのジョッキ350円など良心的な価格だ。

 営業は午前11時~午後2時、同5時半~同10時半。月曜定休(祝日の場合は営業)で、イベント出店もある。問い合わせは伊藤さん(070・4797・1772)へ。

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