八戸是川~青葉湖シダレザクラの新名所に

花見ウオークで長瀬橋近くのシダレザクラを楽しむ関係者

 青森県八戸市南郷島守にある青葉湖から同市是川までの新井田川沿いで、シダレザクラ並木が見ごろを迎えている。「新たな花見と散策のスポットに」と、南郷観光協会(松倉政勝会長)が2010~15年の6年間かけ、市民や団体とともに植栽した桜で計1672本。関係者10人が16日、試行的に初の「花見ウオーク」を島守盆地の区間で行い、来年以降の本格的なウオーク開催へ意欲を燃やした。

 植栽区間は世増ダムのダム堤から是川までの約14キロ。両岸に植えたり右岸や左岸のみに植えたりと、区間により違いがある。県や市が管理の敷地には占有許可を得た上で、市民や団体の協賛を受け、苗木や支柱を準備して植栽した。全ての木に協賛者名の名札が付いている。協会は植栽後も毎年、下草刈りや肥料散布などを行っている。

 植栽の区間内には、7市町圏域に水道水を供給する八戸圏域水道企業団の取水施設・是川ポンプ場もある。松倉会長(74)によると、企業団副企業長を務めた榎本善光さん=15年に67歳で死去=と生前、植栽について協議。「水道水の源でもある川や、地域の環境美化への関心を高めよう」との願いも込められているという。

 16日はメンバーが午前10時に島守市民サービスセンターを上流に向け出発。虚空蔵吊橋を渡って折り返し、島守中の横を通って平ノ下河原農村公園で折り返し、センターに戻った。参加者は写真を撮影しながら約6.5キロを約2時間かけて歩いた。

 同市のウオーキングクラブMTC21の野呂猛(たける)代表(67)は「当クラブも植栽に協力したが、立派に育っており驚いた。川沿いの桜並木を楽しめるコースとして可能性を感じた」と語った。松倉会長は「見ごろなので、気軽に来て散策を楽しんでほしい。地域の皆さんで力を合わせ、桜並木を育てる機運が高まることに期待したい」と話している。

 同市の南郷図書館では、シダレザクラ植栽事業を紹介する初の写真展を27日まで開催中。松倉会長が昨年撮影した桜や川の写真など36枚を展示している。開館は午前9時~午後7時(土、日曜は午後5時まで)。

水辺の楽校の近く。シダレザクラと川のせせらぎ、虚空蔵吊橋の赤い欄干が映える=いずれも16日

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