輝く稲穂に導かれ 公民館、体育館でイルミ企画/田舎館

田舎館中央公民館と村民体育館前の通路を彩る稲穂をモチーフにしたイルミネーション

 田舎館村役場隣の中央公民館・村民体育館で、イルミネーション企画「ヒカリノアゼミチ」が11日から行われている。両館前の通路約50メートルを田んぼのあぜ道に見立て、稲穂をモチーフにした電飾が両脇で黄金色に輝く。公民館内には、村内の子どもたちが制作した装飾を使ったイルミネーションツリーも飾られている。12月25日までの午後6~9時に点灯する。

 同企画は、昨年に続き2回目。今年は、村内4園の年長児、全児童、全中学生計約600人が透明なカプセルと色鮮やかな和紙で光の玉と光のハートを制作するなど、グレードアップした。

 11日は点灯式を行い、鈴木孝雄村長が「今年は大々的なイルミになった。光の輝きをもって、クリスマスまで明るい村にしたい」とあいさつ。同村長が点灯ボタンを押すと、発光ダイオード(LED)ライトを組み込んだ稲穂の電飾が暗闇に浮かび上がり、集まった約100人が拍手で祝った。

 公民館内の高さ6.6メートルのイルミネーションツリーには光の玉・ハートが飾られ、赤や青などに色を変化させながら輝く。リンゴをモチーフとした「アップルイルミネーション」を飾り付けた人工樹木2本もあり、館内は幻想的な雰囲気に包まれている。

 一戸琉愛ちゃん(6)は「みんなと一緒に光る玉を作った。紙をペタペタ貼って上手にできた。イルミネーションきれい」と話した。

中央公民館内に飾られたツリー。村内の子どもたちが制作した装飾がつるされ幻想的な雰囲気を演出している

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