雪原飾る、幾何学模様 25日まで冬の田んぼアート公開/田舎館

ライトアップされ雪原に浮かび上がった冬の田んぼアート

 青森県田舎館村の道の駅いなかだて弥生の里内で「冬の田んぼアート」の公開が23日夕、始まった。9年ぶりに来村した英国出身でフランス在住のサイモン・ベックさん(67)が同日、制作を手がけた。観覧は25日まで。

 ベックさんは同日午前10時から作業を始め、夕方までかけて縦約90メートル、横約140メートルの雪原に幾何学模様を描き出した。ベックさんは「雪はいい状況。シンプルな作業だが、ミスをしないよう心がける」と、真剣な表情でスノーシューを踏みしめていた。

 午後5時からオープニングセレモニーを行い、品川新一村長が「光と影が織り成す冬のアートを堪能してください」とあいさつ。

 展望所の上からは、闇の中にライトアップされた複雑な模様が鮮やかに浮かび上がった。

 ベックさんからノウハウを伝授され、毎年スノーアートを手がけている地元のスノーアーティスト集団「It’s OK.(イッツオーケー)」も制作に加わった。

 田澤謙吾代表は「いま一度スキルアップしたいという思いでベックさんをお招きした。ベックさんの図形を自分たちも踏みしめながら勉強した」と話していた。

 展望所の入館料は大人300円、小学生100円、未就学児無料。観覧時間は午前10時から午後8時(最終入館午後7時45分)。飲食などのブース出店や併催イベントがあり、詳細は村ホームページに掲載されている。

雪面を踏み固めて模様を付けていくベックさん

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