「ねえねえ、佐井村の人気イベント『うに祭り』が、3年ぶりに開かれるって知ってる?」

 これは海鮮ファンにとって見逃せない情報。選択肢はGOしかありません。GMUの嶋村咲、鳴海ルナ、水樹華が、産地ならではの生ウニの味わいをお伝えしますよ。

 やって来たのは、津軽海峡文化館アルサス。村漁協の特設直売コーナーには生きたウニが積まれていて、祭り名物の生ウニ丼への期待が膨らみます。青森市から車で3時間の疲れも、どこかへ行っちゃいました。コロナ禍のせいでイベントが2年お休みしたせいなのか、ウニの形をした村のゆるキャラ「雲丹(うんたん)」の出迎えを受けたお客さんたちもうれしそう。

 そして生ウニ丼とのご対面。海鮮食リポ初挑戦の水樹は「新鮮なウニの香りが口いっぱい」と感無量です。鳴海は「こんなにおいしいウニは初めて。とっても甘くて濃厚」、嶋村は「食べた瞬間、ウニの香りが広がって、とろけちゃいました」。地元で「ノナ」と呼ばれるキタムラサキウニの食感に、ハートをわしづかみされています。

 生ウニの旬は夏場。村内の飲食店や民宿では、新鮮なウニ料理が楽しめますし、うに祭りを主催した村観光協会は、通販企画も実施中です。この次に佐井村へ来るときは、仏ケ浦の絶景を海から見られる観光船にも乗ってみたいな。

 【太田直樹村長から】

 私たちの佐井村は、人口約1800人の小さな漁村です。仏ケ浦、願掛岩、縫道石山など豊かな自然のほか、三上剛太郎記念館や300年以上続く祭りを楽しみにたくさんの方々が訪れています。どうぞ遊びに来てください。

問い合わせ 佐井村観光協会(TEL0175-38-4515)

◆◆◆こちらも注目◆◆◆

 ■願掛岩 津軽海峡に突き出るようにそそり立つ矢越地区の巨岩。古くから、豊かな自然の恵みに感謝する祈りの場だったとされ、男女一対の姿に見立てて縁結びを願う「鍵掛岩」とも呼ばれます。縁結びのパワースポットに南京錠やダイヤル錠を供える人たちのために、海辺には金網が設置され、近くにはログハウス風の宿泊施設やキャンプ場もあります。問い合わせは村役場(TEL0175-38-2111)へ。
 

太田村長おすすめの生ウニ丼に感激するGMU(左から)鳴海、嶋村、水樹

佐井村漁協の直売コーナーはウニやホヤなどの海産物がいっぱい

津軽海峡に荒々しい断崖が突き出た景勝地「願掛岩」

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