青森県五所川原市出身の作家・太宰治にちなんだ「太宰列車2021」の運行が18日、同市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で始まった。津鉄に乗務する「津軽半島観光アテンダント」が太宰の小説「津軽」の一部を朗読し、作品の魅力を乗客に紹介した。
太宰列車はNPO法人津軽半島観光アテンダント推進協議会が企画し、12回目。今年は津軽に登場する場所を旅するきっかけにしてもらおうと、朗読のほか、小説の有名な場面をまとめた文章を荷物棚の上に展示した。
この日は列車が津軽飯詰駅から嘉瀬駅の間を運行する際に、アテンダントの坂本清雪さんが津軽の序章の一部を朗読した。坂本さんは「津軽地域のガイドブックにもなる小説なので、作品の世界観を感じ、津軽を旅してもらいたい」と話した。
太宰列車は9月30日まで1日5往復運行し、アテンダントは1日3、4回、津軽を朗読する。
太宰列車はNPO法人津軽半島観光アテンダント推進協議会が企画し、12回目。今年は津軽に登場する場所を旅するきっかけにしてもらおうと、朗読のほか、小説の有名な場面をまとめた文章を荷物棚の上に展示した。
この日は列車が津軽飯詰駅から嘉瀬駅の間を運行する際に、アテンダントの坂本清雪さんが津軽の序章の一部を朗読した。坂本さんは「津軽地域のガイドブックにもなる小説なので、作品の世界観を感じ、津軽を旅してもらいたい」と話した。
太宰列車は9月30日まで1日5往復運行し、アテンダントは1日3、4回、津軽を朗読する。