
五穀豊穣(ほうじょう)や悪疫退散を願う「奥津軽虫と火まつり」(五所川原青年会議所主催)が21日、青森県五所川原市の岩木川河川敷公園で開かれた。クライマックスでは2年ぶりに打ち上げられた花火と燃え盛る巨大な虫人形が共演し、大勢の市民が夜空を焦がす炎を見守った。
地元の子どもたちや高校生、企業・団体の社員やメンバーら約500人が参加。午後6時にまつりは始まり、参加者は手にしたたいまつを御神火に投げ入れ、祈りをささげた。竜のような「虫」の山車が河川敷を練り歩き、参加団体によるはやしや獅子舞なども披露された。立ち並ぶ巨大なたいまつに火がともされると、繁栄を願う「弥栄(いやさか)」から転じた「ヤッサー」のかけ声が響いた。
最後は、向かい合う高さ20メートル以上の巨大な2体の虫人形に火が放たれた。2体の虫が炎を吐きながら「昇天」すると、観衆からは大きな拍手が湧き起こった。はやしで太鼓を演奏した五所川原農林高校1年の櫻庭汰朗さんは「虫人形が炎を吐く瞬間に合わせてはやしが始まると、気持ちが高ぶった」とうれしそうに語った。
地元の子どもたちや高校生、企業・団体の社員やメンバーら約500人が参加。午後6時にまつりは始まり、参加者は手にしたたいまつを御神火に投げ入れ、祈りをささげた。竜のような「虫」の山車が河川敷を練り歩き、参加団体によるはやしや獅子舞なども披露された。立ち並ぶ巨大なたいまつに火がともされると、繁栄を願う「弥栄(いやさか)」から転じた「ヤッサー」のかけ声が響いた。
最後は、向かい合う高さ20メートル以上の巨大な2体の虫人形に火が放たれた。2体の虫が炎を吐きながら「昇天」すると、観衆からは大きな拍手が湧き起こった。はやしで太鼓を演奏した五所川原農林高校1年の櫻庭汰朗さんは「虫人形が炎を吐く瞬間に合わせてはやしが始まると、気持ちが高ぶった」とうれしそうに語った。