館鼻岸壁朝市のPR大使・公認アイドル任命

館鼻岸壁朝市で歌を披露する愛(手前)。後ろはpacchiの愛美(右)、虹乃愛んな。朝市の「顔」として魅力を発信していく=1日午前8時半

 八戸のご当地アイドル・愛(29)とアイドル研修生グループ「pacchi(ぱっち)」が11月、同市の館鼻岸壁朝市公認アイドルと同PR大使に任命された。「日本一朝早く会えるアイドル」として、朝市や八戸の良いところを広く発信していく。26日、愛とpacchiのリーダー宮下璃子(17)ら関係者が八戸市庁を訪れ、小林眞市長に「朝市と私たちの魅力を一緒に伝えていきたい」と意気込みを語った。

 愛は青森県八戸市出身。以前はご当地アイドルグループ「シンデレラマジックEAST」のメンバーだったが、今年からソロ活動している。TBS系ATVのバラエティー番組「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」に出演し全国的に知名度が上がっている。pacchiは、璃子と仲嶋玲音、ゆりあ、虹乃愛(にじのあ)んな、愛美、津村桜花(はな)の11歳から19歳までの6人がメンバー。来年4月のデビューを目指し、レッスンを重ねている。いずれも同市の「トゥインクル」(黒島弘康代表取締役)所属。

 愛とpacchiは今年夏から月数回のペースで同朝市で歌や踊りを披露してきた。同朝市を運営する湊日曜朝市会が「若い人たちの挑戦を応援したい。大勢の来場者がある朝市を舞台に大きく羽ばたいてほしい。ライブなどで朝市をPRしてくれればいい」(慶長春樹理事長)と、11月18日付で同朝市初の大使と公認アイドルに任命した。

 訪問を受けた小林市長は「彼女たちの力で朝市に新しい客を増やしてほしい」と激励。愛は「朝市にはいろいろな物が売っていて、行くたびに発見がある。朝市、八戸の顔として恥ずかしくないよう技術を磨き、全国に朝市の良さを広げたい」と語った。璃子は「責任と意識を強く持ち、メンバーが互いに高め合い、朝市を盛り上げたい。頑張る」と張り切っていた。

館鼻岸壁朝市でライブをする宮下璃子(左端)らpacchiメンバー。大勢の買い物客らが足を止める=1日午前7時45分

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