こどもの国/遊園地がオープン/コロナで2カ月遅れ

「サイクルモノレール」に乗り、高い所から園内の眺めを楽しむ親子

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため開園を見合わせていた、青森県八戸市十日市の八戸公園内にある「こどもの国」遊園地ゾーンが26日、今年の営業を開始した。平日とあって例年のオープン初日に比べ人出はまばらだったが、開園を待ちわびた親子連れがお目当ての遊具に乗ったり、緑豊かな園内を駆け回ったりしていた。

 遊園地は冬期間閉園しており、当初は4月1日にオープン予定だった。同市の安部美有さん(30)は長女の晴南ちゃん(5)と次女、母親と訪れ「ずっと来たいと思っていた。外出自粛でどこにも行けなかったので、今日は楽しみたい」と笑顔。同市の阿部柚羽ちゃん(4)は母の由香理さん(34)と遊具の「サイクルモノレール」に乗り、「(サル山の)おサルさんが見えたよ」と喜んでいた。

 園内では感染拡大防止のため、遊具利用時のマスク着用や順番待ちの際に間隔を空けて並ぶことなどを呼び掛けている。八戸公園の指定管理者・三八五流通開発本部指定管理部公園課の小笠原史明係長は「遊具に乗る時は、せきエチケットなどに気をつけながら楽しんでほしい」と話していた。

 営業は11月8日まで。室内に遊具がある「三八五・こども館」は当面、休館を継続する。

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