青森県野辺地町の「まちづくり組織WACCA(わっか)」(山崎杏由代表)が、郷土料理である「豆腐の磯辺揚げ」を使ったサンドイッチを開発中だ。町内の高校生や大学生も参加しており、来年2月の「のへじ停車場ランタンまつり」で販売する予定。伝統の味をモダンな形で提供することで、ファンを増やすことを目指している。
WACCAは町内の20、30代の社会人らでつくるグループで、2015年に発足した。昔と今の街並みを紹介する写真集の制作や、名産のカワラケツメイを使ったパンケーキ作りなど、毎年地域を盛り上げる活動を行っている。
今年は、豆腐のほかナガイモやゴボウを使い、のりを付けて揚げる磯辺揚げに着目。かば焼き風の味の魅力を広めようと、町内の「パン工房ビリオン」(岡田秀大店主)の協力を得て、味付けやサイズを検討してきた。
7日は同店にメンバーが集まり、試作品の味を確かめた。トマトやレタス、スライスオニオンとの相性も良く、山崎代表らは納得の表情。岡田さんも「若い人に対しても十分いける味。お肉が食べられないという人は結構いる。ヘルシーという点でもアピールできる」と太鼓判を押した。
商品名は「いそべちゃんサンド」とし、カワラケツメイのミルクティーなどと一緒に販売する予定。価格は今後決めるという。
試作に参加した八戸学院大学地域経営学部1年の天内颯さん(19)は「磯辺揚げ自体がおいしいので、サンドイッチもおいしかった。郷土料理を食べやすくすることで、子供たちにも『何だこれ?』と興味を持ってもらえれば」と語った。
WACCAは町内の20、30代の社会人らでつくるグループで、2015年に発足した。昔と今の街並みを紹介する写真集の制作や、名産のカワラケツメイを使ったパンケーキ作りなど、毎年地域を盛り上げる活動を行っている。
今年は、豆腐のほかナガイモやゴボウを使い、のりを付けて揚げる磯辺揚げに着目。かば焼き風の味の魅力を広めようと、町内の「パン工房ビリオン」(岡田秀大店主)の協力を得て、味付けやサイズを検討してきた。
7日は同店にメンバーが集まり、試作品の味を確かめた。トマトやレタス、スライスオニオンとの相性も良く、山崎代表らは納得の表情。岡田さんも「若い人に対しても十分いける味。お肉が食べられないという人は結構いる。ヘルシーという点でもアピールできる」と太鼓判を押した。
商品名は「いそべちゃんサンド」とし、カワラケツメイのミルクティーなどと一緒に販売する予定。価格は今後決めるという。
試作に参加した八戸学院大学地域経営学部1年の天内颯さん(19)は「磯辺揚げ自体がおいしいので、サンドイッチもおいしかった。郷土料理を食べやすくすることで、子供たちにも『何だこれ?』と興味を持ってもらえれば」と語った。