青い森鉄道野辺地駅のそば店「駅そばパクパク」が2日、開店10周年を迎えた。店主の板橋玲子さん(66)は、前のそば店経営者の撤退を受け店舗を継承。駅利用者や地元の人たちに半世紀以上親しまれてきた味を消滅の危機から救い、全国的にも貴重な存在となっている駅そばを守ってきた。板橋さんは「おいしい、と言われることが原動力。自分が働ける間は続けていきたい」と話す。
この日は10周年記念として、かけそば50食分が無料で提供された。午前8時半の開店前から行列ができ、店舗横の食事スペースも満席に。駅に送迎する孫とよく利用するという野辺地町の十枝内さち子さん(70)は「だしが利いて、すごくおいしい。ずっと続けてほしい」と笑顔を見せた。
「おいしいものを出せば客は来てくれる」が板橋さんの信条。毎日丁寧にだしを取り、天ぷらも手作りを提供するほか、学生向けに唐揚げなども扱っている。
板橋さんによると駅そばは今や「絶滅危惧種」で、本州最北端の同店には全国から鉄道ファンが訪れる。コロナ禍で客足が遠のき苦しい時期もあったが、今年に入ってからは大きく回復しているという。
板橋さんは「10周年はお客さんに助けられたおかげ。これからも手を抜かず、自分がおいしいと思ったものを出していく」と力を込めた。
この日は10周年記念として、かけそば50食分が無料で提供された。午前8時半の開店前から行列ができ、店舗横の食事スペースも満席に。駅に送迎する孫とよく利用するという野辺地町の十枝内さち子さん(70)は「だしが利いて、すごくおいしい。ずっと続けてほしい」と笑顔を見せた。
「おいしいものを出せば客は来てくれる」が板橋さんの信条。毎日丁寧にだしを取り、天ぷらも手作りを提供するほか、学生向けに唐揚げなども扱っている。
板橋さんによると駅そばは今や「絶滅危惧種」で、本州最北端の同店には全国から鉄道ファンが訪れる。コロナ禍で客足が遠のき苦しい時期もあったが、今年に入ってからは大きく回復しているという。
板橋さんは「10周年はお客さんに助けられたおかげ。これからも手を抜かず、自分がおいしいと思ったものを出していく」と力を込めた。