「おもしえ学校」で来場者が描いたクレヨン画展

工夫を凝らした作品が並んだ「みんなのクレヨン画展」

 青森県黒石市大川原地区の廃校を活用した観光施設「お山のおもしえ学校」で28日、来場者が描いたクレヨン画約170点を展示した「みんなの、クレヨン画展」が始まった。

 同施設は、2009年に旧大川原小学校を活用して開設された。青森市出身で東京都在住のクレヨン画家孫内あつしさん(78)のアトリエが入っており、孫内さんが黒板などに描いたクレヨン画が展示されている。

 今回の企画展の作品は、5月初旬~9月初旬までの間に、県内外から来場した親子連れらが施設内で描いたもの。人気漫画のキャラクターや花などが個性豊かに描かれ、階段の壁面や2階の教室内に展示されている。

 展示作品のうち、10作品には最高賞の「お山大賞」のほか、「感動したで賞」などユニークな賞が贈られた。再度来館した受賞者には、賞に応じてクレヨンセットなどが贈られる。

 実行委員の工藤謙一さん(52)は「気軽に絵を見に来てほしい。また、期間中に絵を描いた人には、自分の作品が受賞したかどうかの確認にも来てほしい」と呼び掛けている。

 展示は11月上旬まで(土日祝日のみ)開催。展示時間は午前9時~午後4時。料金は、常設展と合わせて中学生以上300円(企画展のみ100円)。

子どもたちが描いた個性豊かなクレヨン画に見入る来場者

黒石市

青森
黒石・金平成園 26日から一般公開
青森
GWどこ行く? 青森県内イベント多彩
青森
県内各地でまつり開幕 一足早く花見気分
青森
こけし館運営の男性が独立開業/黒石
青森
新挑限さんアニメ放映でPR列車/弘南鉄道