黄金色の津軽平野 稲刈り進む

青空の下、田んぼの稲刈り作業が進む津軽平野。奥は岩木山=27日午前、黒石市西馬場尻(東奥日報紙空撮チーム、関係者の許可を得て小型無人機から撮影した画像3枚を合成)

 高気圧に覆われた青森県内は27日、晴れや曇りの穏やかな一日となった。米どころ・津軽平野では収穫期を迎えており、青空の下、黄金色の田んぼで稲刈り作業が進んだ。

 黒石市西馬場尻の農家鈴木堅三さん(67)の田んぼでは、家族や親戚らが「つがるロマン」を収穫。

 稲穂が揺れる中、コンバインを操縦する鈴木順也さん(45)は「ここ数日の好天で、稲も乾燥し作業がはかどる。収量は例年よりいいのでは」と期待していた。周辺の田んぼも、今週末には稲刈りの最盛期を迎えそうだ。

 青森地方気象台によると、28日も県内は高気圧に覆われ、晴れから曇り。予想最高気温は24~26度。

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