十和田の焼き肉店が「牛すじ豚もつ煮」開発

新名物を目指して開発された「牛すじ豚もつ煮」(北上さん提供)

 十和田バラ焼きや馬刺しに続け-。青森県十和田市の焼き肉店「焼肉 稔(みのる)」の新商品「牛すじ豚もつ煮」が1日から、道の駅とわだで販売される。同店オーナーの北上勇さん(43)は「十和田の新たな名物になればと考え、1年がかりで開発した」と話している。

 国産和牛の牛すじと県産豚のモツを、こうじみそでじっくりと煮込んだ。軟らかくとろけるような食感と、まろやかなコク、深いうまみが特徴。冷凍パックで、値段は1200円(税込み)。

 十和田市の名物と言えば、ご当地グルメでまちおこしを図る市民団体「十和田バラ焼きゼミナール(バラゼミ)」が普及させた十和田バラ焼きが有名。北上さんは「新たな名物があれば観光客の選択肢が増える。地元住民の食に対する意識も、『値段が高くてもおいしいものは良い』と変わってくれれば、市内の飲食店がもっと元気になるはず」と力を込めた。

 同焼き肉店は道の駅で同日午前11時~午後2時に試食販売会を実施。同市のネットショップ「WAND」でも同日から販売を始める。

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