9月29日にオープンする青森県八戸市長根屋内スケート場「YSアリーナ八戸」で19日、試験滑走が始まった。滑り初め役となった八戸学院大スピードスケート部の選手は「明るくて雰囲気が良く、とても滑りやすい」と感触を語った。
市は6月末からリンクの土台コンクーリートを冷やす作業に着手。今月11日からは製氷に取りかかり、18日に目標の厚さ3センチに達した。19日は本番同様の照明と音楽が流れる中、同大の選手や市内の高校生らが滑走した。
全日本学生選手権で2年連続総合優勝した澤尻磨里英さん(八学大4年)は「部員たちと『滑りやすいね』と話した。明るい雰囲気で、ホームリンクだと感じる。ここで迎える来年の国体はしっかり記録を出して表彰台を狙いたい」と意気込んだ。リンクでは試験滑走を1週間続けた後、解氷試験も実施する。
同アリーナは地上3階、地下1階建てで、延べ床面積約2万6千平方メートルの巨大ドーム。国際大会に対応可能な1周400メートルのリンクや大型映像装置などを備える。観客席は3045席で、イベント時には約1万人の観客を収容できる。総事業費は約126億円。7月~翌年3月はスケートリンク、4~6月はイベントなどを行うアリーナとして活用する。
市は同アリーナのこけら落とし公演として8月24日に音楽フェスティバル「ワールドハピネス2019」を開催。競技会場としては10月末に全日本距離別選手権、来年1~2月に冬季国体が開かれる。
市は6月末からリンクの土台コンクーリートを冷やす作業に着手。今月11日からは製氷に取りかかり、18日に目標の厚さ3センチに達した。19日は本番同様の照明と音楽が流れる中、同大の選手や市内の高校生らが滑走した。
全日本学生選手権で2年連続総合優勝した澤尻磨里英さん(八学大4年)は「部員たちと『滑りやすいね』と話した。明るい雰囲気で、ホームリンクだと感じる。ここで迎える来年の国体はしっかり記録を出して表彰台を狙いたい」と意気込んだ。リンクでは試験滑走を1週間続けた後、解氷試験も実施する。
同アリーナは地上3階、地下1階建てで、延べ床面積約2万6千平方メートルの巨大ドーム。国際大会に対応可能な1周400メートルのリンクや大型映像装置などを備える。観客席は3045席で、イベント時には約1万人の観客を収容できる。総事業費は約126億円。7月~翌年3月はスケートリンク、4~6月はイベントなどを行うアリーナとして活用する。
市は同アリーナのこけら落とし公演として8月24日に音楽フェスティバル「ワールドハピネス2019」を開催。競技会場としては10月末に全日本距離別選手権、来年1~2月に冬季国体が開かれる。