弘前ねぷたまつり(8月1~7日)を前に、青森県弘前市では鏡絵の制作が佳境を迎えている。
同市熊嶋のねぷた絵師・聖龍院=しょうりゅういん=(八嶋)龍仙さん(77)は14日、自宅のアトリエで鏡絵にろう描きを加える「追い描き」を行い、仕上げの作業に取りかかった。
制作しているのは弘前大学ねぷた実行委員会の扇ねぷた「黄忠炎中奮戦之図(こうちゅうえんちゅうふんせんのず)」で高さ約6メートル、幅約7メートル。市内のねぷた絵師では最高齢だという自分と重ね合わせ、三国志から、老将「黄忠」が炎の中で勇猛果敢に戦う場面を題材に選んだ。
龍仙さんは「高齢になった自分だが、若い人に負けていられないという思いを表現するような、大胆で迫力あるものになった。コロナも明け、さまざまな年齢の人で盛り上がるまつりになれば」と汗を拭った。
同市熊嶋のねぷた絵師・聖龍院=しょうりゅういん=(八嶋)龍仙さん(77)は14日、自宅のアトリエで鏡絵にろう描きを加える「追い描き」を行い、仕上げの作業に取りかかった。
制作しているのは弘前大学ねぷた実行委員会の扇ねぷた「黄忠炎中奮戦之図(こうちゅうえんちゅうふんせんのず)」で高さ約6メートル、幅約7メートル。市内のねぷた絵師では最高齢だという自分と重ね合わせ、三国志から、老将「黄忠」が炎の中で勇猛果敢に戦う場面を題材に選んだ。
龍仙さんは「高齢になった自分だが、若い人に負けていられないという思いを表現するような、大胆で迫力あるものになった。コロナも明け、さまざまな年齢の人で盛り上がるまつりになれば」と汗を拭った。