
大型連休後半の4連休が始まった3日、青森県内は穏やかな天気が広がり、過ごしやすい行楽日和となった。花畑へ、湖畔へ、そして桜を目当てに公園へ。家族連れや帰省客は身近な観光地へと繰り出し、春の彩りを楽しんだ。
約70アールの土地に約300品種、10万株以上のチューリップが植え付けられた五戸町石仏前の「正子(しょうこ)のチューリッぷ園」には赤、黄、ピンクや二色咲きの花々が風に揺れていた。三沢市から来ていた髙阪璃桜(りおん)さん(17)は「どれもかわいい」と満足げだった。
小川原湖畔にある三沢市の三沢オートキャンプ場では90組ほどが宿泊。友人家族と来た青森市の三上亨さん(47)は「雨を心配していたけれども、晴れてよかった」と安堵(あんど)していた。弘前市百沢の岩木山桜林公園ではソメイヨシノが見ごろで、バーベキューを楽しむ家族連れや散歩する人でにぎわいを見せた。孫とピクニックをしに大鰐町から訪れた渡邊佳子さん(68)は「桜の花びらが舞う様子がきれい」とうっとりしていた。
十和田湖では「十和田湖遊覧船」が人気。約370人が乗船し、湖上からの眺めを満喫した。遊覧船に乗ったのは初めて-という八戸市の村下千紗さん(7)は「晴れてよかった」と、にっこり。十和田市の奥入瀬渓流にも県内外から多くの人が訪れ、遊歩道を散策しながら渓流のせせらぎに耳を傾けた。
青森市の合浦公園では、のみの市や工芸作家の作品展示販売、ワークショップなどを行う「時の市」と銘打った催しが開催された。テーマは「自由な和装を楽しむ」。葉桜の下、それぞれが思い思いに和の装いを凝らしていた。北海道函館市の会社員塚本和さん(27)は青森市の会社員丸山ひなたさん(27)ら大学時代の同期と5人で参加。自前の着物で臨み「みんな自由に着こなしているのがすてき」と話した。
野外だけでなく、屋内施設も人で混雑。毎年恒例の「春の陶器祭り」で盛況の五所川原市の津軽金山焼では、200台分の駐車場がほぼ埋まるほど車が並んだ。来場者は窯出しされたばかりの新作を購入し、縄文土器作りなどを体験。弘前市の実家に帰省中という愛知県安城市の会社員生駒明子さん(56)は友人に連れられ、初めて津軽金山焼を訪れたといい「地元に、こんな(素晴らしい)場所があったんだ」と驚いていた。
約70アールの土地に約300品種、10万株以上のチューリップが植え付けられた五戸町石仏前の「正子(しょうこ)のチューリッぷ園」には赤、黄、ピンクや二色咲きの花々が風に揺れていた。三沢市から来ていた髙阪璃桜(りおん)さん(17)は「どれもかわいい」と満足げだった。
小川原湖畔にある三沢市の三沢オートキャンプ場では90組ほどが宿泊。友人家族と来た青森市の三上亨さん(47)は「雨を心配していたけれども、晴れてよかった」と安堵(あんど)していた。弘前市百沢の岩木山桜林公園ではソメイヨシノが見ごろで、バーベキューを楽しむ家族連れや散歩する人でにぎわいを見せた。孫とピクニックをしに大鰐町から訪れた渡邊佳子さん(68)は「桜の花びらが舞う様子がきれい」とうっとりしていた。
十和田湖では「十和田湖遊覧船」が人気。約370人が乗船し、湖上からの眺めを満喫した。遊覧船に乗ったのは初めて-という八戸市の村下千紗さん(7)は「晴れてよかった」と、にっこり。十和田市の奥入瀬渓流にも県内外から多くの人が訪れ、遊歩道を散策しながら渓流のせせらぎに耳を傾けた。
青森市の合浦公園では、のみの市や工芸作家の作品展示販売、ワークショップなどを行う「時の市」と銘打った催しが開催された。テーマは「自由な和装を楽しむ」。葉桜の下、それぞれが思い思いに和の装いを凝らしていた。北海道函館市の会社員塚本和さん(27)は青森市の会社員丸山ひなたさん(27)ら大学時代の同期と5人で参加。自前の着物で臨み「みんな自由に着こなしているのがすてき」と話した。
野外だけでなく、屋内施設も人で混雑。毎年恒例の「春の陶器祭り」で盛況の五所川原市の津軽金山焼では、200台分の駐車場がほぼ埋まるほど車が並んだ。来場者は窯出しされたばかりの新作を購入し、縄文土器作りなどを体験。弘前市の実家に帰省中という愛知県安城市の会社員生駒明子さん(56)は友人に連れられ、初めて津軽金山焼を訪れたといい「地元に、こんな(素晴らしい)場所があったんだ」と驚いていた。




