江戸時代から伝わるとされる秋田県仙北市角館町の小正月行事「火振りかまくら」が14日夜、町内各地で行われ、無病息災や家内安全の祈りを込めた光の輪が冬の夜を彩った。
長さ約1メートルの縄に結んだ炭俵に火を付けて振り回す行事で、今年は22会場で実施。日が沈んで辺りが暗くなった午後6時ごろから始まり、住民らが炭俵を勢いよく回した。炎が尾を引く幻想的な光景が広がり、多くの観光客が酔いしれた。
規模の大きな主会場の一つで桧木内川河川敷にある七日町会場では、観光客が火振りを体験。外国人の姿も目立ち、雪国の伝統行事に理解を深めた。
友人と一緒に訪れた大阪府箕面市の大学生岸上零奈さん(22)は「火が付いているので回すのは怖いと思っていたが、やってみたら楽しかったし、きれいだった。子どもたちも一緒に回している様子を見て、伝統が脈々と受け継がれていることを実感した」と話した。
長さ約1メートルの縄に結んだ炭俵に火を付けて振り回す行事で、今年は22会場で実施。日が沈んで辺りが暗くなった午後6時ごろから始まり、住民らが炭俵を勢いよく回した。炎が尾を引く幻想的な光景が広がり、多くの観光客が酔いしれた。
規模の大きな主会場の一つで桧木内川河川敷にある七日町会場では、観光客が火振りを体験。外国人の姿も目立ち、雪国の伝統行事に理解を深めた。
友人と一緒に訪れた大阪府箕面市の大学生岸上零奈さん(22)は「火が付いているので回すのは怖いと思っていたが、やってみたら楽しかったし、きれいだった。子どもたちも一緒に回している様子を見て、伝統が脈々と受け継がれていることを実感した」と話した。