ベル・エポックの芸術ここに/八戸市美術館企画展

ロートレックを中心に「ベル・エポック」の時代を象徴する芸術家の作品が並ぶ展示会場

 青森県八戸市の八戸市美術館で、企画展「ロートレックとベル・エポックの巴里(パリ)-1900年」(東奥日報社などでつくる実行委員会主催)が3日、開幕する。19世紀末~20世紀初頭、パリが世界有数の大都市として発展した「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」を象徴する芸術家の一人、ロートレック(1864~1901年)の作品を中心に約350点を展示。新聞・雑誌の出版や映画上映などで大衆文化が発展した当時のパリの華やかな芸術を紹介する。

 石版画の挿絵やポスターを多く手がけたロートレックは、鋭い観察眼と的確なデッサン力を持ち、動きのあるものを正確に描画。日本美術に影響を受け、構図や色彩などに新しい表現を取り入れて注目を集めた。

 会場ではロートレックと同時期に活躍、または影響を受けたミュシャ、ドガらのポスター作品なども紹介。併せて八戸市の八戸クリニック街かどミュージアム所蔵の浮世絵や美術書を展示し、日本美術が西洋美術にどのように影響を与えたかを解説している。

 同美術館は3日に開館2周年を迎える。2日、関係者向けの内覧会で佐藤慎也館長は「(新美術館開館後)初めて、皆さんの期待が大きかった西洋絵画の展覧会を開催する。ぜひ多くの皆さんにお越しいただきたい」とあいさつした。

 同展は12月25日まで。観覧料は一般千円、高校・大学生500円、小中学生200円。火曜休館。

 3日は午後2時から、同市出身のソプラノ歌手泉萌子さんとピアニスト佐藤慎悟さんが館内でオープニングコンサートを開く。問い合わせは同美術館(電話0178-45-8338)へ。

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