「200系」カラー新幹線、青森県走行

八戸駅(奥)に到着する「東京再会号」

 1982年の東北新幹線開業時に運行していた新幹線車両「200系」のカラーを再現した団体臨時専用列車「東京再会号」が8日、新青森-東京間を走行した。2002年の東北新幹線八戸駅開業以降、200系は青森県では定期運行していないが、クリーム地に緑のラインが入った懐かしい車両を見ようと、沿線には鉄道ファンらが集まった。

 200系の再現車両は、JR東日本が昨年、東北・上越新幹線開業40周年と鉄道開業150年を記念して企画。八戸駅開業時に「はやて」として活躍した車両「E2系」の1編成の外観を塗り直し、これまで主に盛岡以南の東北新幹線を走行している。

 「東京再会号」はJR東が地方から首都圏への誘客を図るために片道で運行した。車両は8日午前8時過ぎ、新青森駅を出発。同8時半過ぎに八戸駅に停車し、東京方面に向かった。八戸駅近くの陸橋で夫や子どもと見物していた八戸市の前澤ひとみさんは「ザ・新幹線という色で懐かしい」と話していた。

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