金沢美術工芸大大学院1年の小林葵さん(23)=金沢市=が、自身のルーツがある秋田県五城目町で滞在制作した作品展「米のこえを利く」が22日から同町のギャラリー「ものかたり」で開かれる。コメをテーマにしたインスタレーション作品や映像作品など6点を展示する。24日まで。
小林さんは札幌市生まれで千歳市育ち。父は秋田市出身で、父方の祖父が五城目町、祖母は八郎潟町の出身。父の実家で、だまこ鍋を作る曽祖母の写真が載った新聞の切り抜きを見つけたことがきっかけで、昨年から五城目町周辺を度々訪れるようになった。
長い歴史がある五城目朝市のほか、農業や林業が盛んな地域性に触れ、酒やだまこに姿形を変え人と深くつながるコメの存在に興味を持つようになったという。以来、八郎潟町の田んぼアートの田植えに参加したり、五城目町の福禄寿酒造を見学したりしながら、コメ作りや酒造りについて理解を深めてきた。
滞在制作は、自分の先祖が生きた五城目町周辺のコメの姿や在り方を、現代美術作品として表現しようと取り組んでいる。今月8日から朝市通り近くの宿泊施設「市とコージ」に滞在し、ギャラリーで制作に励んでいる。
主な展示は、もみ殻と塩ビ管を配置して庭をイメージしたインスタレーション作品「米庭」、コメの発酵に最適な環境を守る酒蔵の様子から着想を得た映像作品「こめのこえを利く」、秋田魁新報に掲載されたコメにまつわる記事と、もみ殻、米ぬかを混ぜ込んだ手すき和紙の作品「米紙」など。
個展を開催するのは今回が初めてという小林さんは、「コメをテーマにした作品は今後も長く取り組みたい。その材料を集める場として五城目町はとても重要」という。その上で「コメ作りや酒造りが身近な地域に住む人たちが、自分の作品にどんな印象を持つのか、さまざまな感想をいただき、今後の制作の糧にしたい」と話している。
時間は22日午前9時~午後5時、23日午前10時~午後5時、24日午前10時~午後2時。入場無料。
小林さんは札幌市生まれで千歳市育ち。父は秋田市出身で、父方の祖父が五城目町、祖母は八郎潟町の出身。父の実家で、だまこ鍋を作る曽祖母の写真が載った新聞の切り抜きを見つけたことがきっかけで、昨年から五城目町周辺を度々訪れるようになった。
長い歴史がある五城目朝市のほか、農業や林業が盛んな地域性に触れ、酒やだまこに姿形を変え人と深くつながるコメの存在に興味を持つようになったという。以来、八郎潟町の田んぼアートの田植えに参加したり、五城目町の福禄寿酒造を見学したりしながら、コメ作りや酒造りについて理解を深めてきた。
滞在制作は、自分の先祖が生きた五城目町周辺のコメの姿や在り方を、現代美術作品として表現しようと取り組んでいる。今月8日から朝市通り近くの宿泊施設「市とコージ」に滞在し、ギャラリーで制作に励んでいる。
主な展示は、もみ殻と塩ビ管を配置して庭をイメージしたインスタレーション作品「米庭」、コメの発酵に最適な環境を守る酒蔵の様子から着想を得た映像作品「こめのこえを利く」、秋田魁新報に掲載されたコメにまつわる記事と、もみ殻、米ぬかを混ぜ込んだ手すき和紙の作品「米紙」など。
個展を開催するのは今回が初めてという小林さんは、「コメをテーマにした作品は今後も長く取り組みたい。その材料を集める場として五城目町はとても重要」という。その上で「コメ作りや酒造りが身近な地域に住む人たちが、自分の作品にどんな印象を持つのか、さまざまな感想をいただき、今後の制作の糧にしたい」と話している。
時間は22日午前9時~午後5時、23日午前10時~午後5時、24日午前10時~午後2時。入場無料。