弘前で教科書の展示、即売会/6月10日まで

小中学校、高校で使われている教科書がずらりと並ぶ会場

 青森県内の小中学校、高校で使われている教科書の閲覧・販売会が7日、弘前市で始まった。学習指導要領の改訂により今年も「地理探究」や「日本史探究」などの新教科が増えた。地図ではウクライナの首都が「キエフ」から「キーウ(キエフ)」に変わるなど最新情勢が反映されている。10日まで。

 文部科学省の検定済み教科書を供給・販売する総代理店業務を県内で唯一担う同市の青森県図書教育用品が主催。倉庫に小中高計48教科、約940種類の教科書などが並んだ。

 販売会は、売れ残った教科書を返品するだけではもったいないと2017年に始まった。毎年地図や歴史教科書が人気という。

 今泉規史社長のお薦めは「倫理」。「古代からの人々の思想、哲学の変遷、宗教の背景などが勉強になる」と語り、「教科書を手に取って見るだけで新しい発見がある」と来店を呼びかけている。

 販売時間は午前10時~午後4時。同社の場所は弘前市外崎3の3の22。電話は0172-27-8811。

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