鏡絵張り扇に息吹、弘前ねぷた制作佳境

鏡絵が張られ、小屋から引き出される大型扇ねぷた=20日午前、弘前市東和徳町

 8月1日の弘前ねぷたまつり開幕が迫る中、弘前市内ではねぷた制作が佳境を迎えている。20日は、まつり最大の扇ねぷたを運行する団体「津軽衆」が同市東和徳町のねぷた小屋で絵張り作業を行った。

 津軽衆のねぷたは扇部分が縦横それぞれ約7.5メートル。昇降機を使うと地面からの高さが最大で約9.5メートルにもなる特大ねぷただ。

 絵張りには会員約40人が参加。会員たちはねぷたの上部から鏡絵を垂らすと、「もっと右」「破けないようにな」などと声をかけ合いながら位置を決め、手早く接着剤で張り付けていった。30分ほどで鏡絵部分が終了し、絵師・舘田峡風さんが戦国武将・武田信玄と上杉謙信を描いた「決戦 川中島」が姿を現した。

 花和司会長(61)は「ねぷたが大きいからこそ、運行では電線や信号などの障害物をすれすれで避けるのが見どころ。迫力あるねぷたを楽しんでほしい」と話した。

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