
青森県弘前市吉野町の弘前れんが倉庫美術館の総来館者が16日、30万人を超えた。新型コロナウイルスの流行を受け、地域制限をかけて入館を受け入れた2020年6月のプレオープンから約5年で達成。同日、同美術館でセレモニーが開かれ、入館者や関係者が節目を祝った。
30万人目となったのは、大分市の北山順さん(75)。木村絵理子館長がトートバッグなどの記念品を北山さんと妻の容子さん(72)に手渡した。青森県を旅行中の北山さんは「たまたま入って30万人目になってびっくり。楽しんでいきます」と笑顔を見せた。
同美術館は酒造工場として建てられた約100年前の煉瓦(れんが)倉庫を改修。20年4月のオープンを予定していたが、新型コロナの感染拡大を受けて延期した。同年6月1日から、弘前市や県内在住者に限り予約制で入館を受け付け、同7月11日に地域制限や事前予約制を取りやめてグランドオープンした。
木村館長は「最初の3年間は苦しい船出だったので、この日を迎えられて感慨深い。『あそこに行くと新しいものが見られる』と地域の方に思ってもらえるような美術館にしていきたい」と話した。11月16日までは開館5周年記念展「ニュー・ユートピア-わたしたちがつくる新しい生態系」の2期展が開かれている。
30万人目となったのは、大分市の北山順さん(75)。木村絵理子館長がトートバッグなどの記念品を北山さんと妻の容子さん(72)に手渡した。青森県を旅行中の北山さんは「たまたま入って30万人目になってびっくり。楽しんでいきます」と笑顔を見せた。
同美術館は酒造工場として建てられた約100年前の煉瓦(れんが)倉庫を改修。20年4月のオープンを予定していたが、新型コロナの感染拡大を受けて延期した。同年6月1日から、弘前市や県内在住者に限り予約制で入館を受け付け、同7月11日に地域制限や事前予約制を取りやめてグランドオープンした。
木村館長は「最初の3年間は苦しい船出だったので、この日を迎えられて感慨深い。『あそこに行くと新しいものが見られる』と地域の方に思ってもらえるような美術館にしていきたい」と話した。11月16日までは開館5周年記念展「ニュー・ユートピア-わたしたちがつくる新しい生態系」の2期展が開かれている。