
青森県有数の観光地でありながら、夕食ができる飲食店がない-との声に応え、十和田湖畔に地域初となる夜間営業のすし店「寿司(すし)龍神」が30日、宿泊施設「十和田湖畔桜楽(さくら)」(十和田市)1階に開店する。24日夕に地元住民らを集めたプレオープン内覧会が行われた。
桜楽は不動産業などを営むR&D(桜庭匠代表、本社・東京)が廃屋を購入・改装して営業。今春には「子どもの遊び場や悪天候時の居場所がない」との声を受けてキッズスペースを設けるなど、地域課題の解決に取り組んでいる。
同社によると、宿泊客から「夕食を取れる店があると思って素泊まりで予約した」「地域が暗く感じる」と、夜間の飲食店を求める声が多く寄せられていたという。桜庭代表は「インバウンド(訪日客)も意識して日本食の代表といえるすしの店を選んだ」とした。
店舗は計50席(うちカウンター12席)。県産の米や赤酢、魚介類をメインとする通常メニューに加え、期間限定メニューや県内全酒蔵の日本酒の飲み比べセットも予定。ファミリー層やインバウンド向けにすし握り体験も行う方針という。
内覧会ですしを味わった地元の女性(68)は「とてもおいしい。夜間営業の店ができるのは、地元にも観光客にも良いこと」と話した。
31日からは海鮮丼のランチ営業も始める。営業時間は午前11時半~午後2時(ラストオーダー同1時半)、同5時~10時半(同10時)。
桜楽は不動産業などを営むR&D(桜庭匠代表、本社・東京)が廃屋を購入・改装して営業。今春には「子どもの遊び場や悪天候時の居場所がない」との声を受けてキッズスペースを設けるなど、地域課題の解決に取り組んでいる。
同社によると、宿泊客から「夕食を取れる店があると思って素泊まりで予約した」「地域が暗く感じる」と、夜間の飲食店を求める声が多く寄せられていたという。桜庭代表は「インバウンド(訪日客)も意識して日本食の代表といえるすしの店を選んだ」とした。
店舗は計50席(うちカウンター12席)。県産の米や赤酢、魚介類をメインとする通常メニューに加え、期間限定メニューや県内全酒蔵の日本酒の飲み比べセットも予定。ファミリー層やインバウンド向けにすし握り体験も行う方針という。
内覧会ですしを味わった地元の女性(68)は「とてもおいしい。夜間営業の店ができるのは、地元にも観光客にも良いこと」と話した。
31日からは海鮮丼のランチ営業も始める。営業時間は午前11時半~午後2時(ラストオーダー同1時半)、同5時~10時半(同10時)。