関下さん(左端)の説明を聞きながらルートを散策する参加者

 「みちのく潮風トレイル」の青森県八戸市の種差海岸エリアを、地元ガイドの案内で楽しむ本年度の「種差海岸をガイドさんと歩こう」が5日、スタートした。昨年度まで用意していた複数のルートに加え、新たに「散策」「エクササイズ」「写真」の3テーマ別プログラムを設定したのが特徴。5、6、9、10月の土・日曜に計25回実施する。

 2日目の6日は「散策」プログラムの「田村崎・淀の松原コース」が実施された。参加者は白浜バス停を降り、ネイチャーガイドVayu(ヴァーユ)代表・関下斉さん(62)の案内で、深久保漁港を経て淀の松原の遊歩道へ。季節により白さが異なる「白岩」をさまざまな角度から眺め、天然芝生地へ向かった。

 参加した東京都の磯崎太一さん(75)は「自分は種差小の卒業生だが、今日は、子ども時代に行ったことのない区域を歩いた。海岸沿いの景色と自然は最高だった」と語った。

 企画・運営を行うNPO法人「ACTY(アクティ、町田直子理事長)」の担当者は「経験・知識が豊富なガイドと一緒に歩き、種差海岸の新たな魅力を深掘りする機会になる。多くの方に参加していただければ」と話している。

 プログラムは1時間~1時間半程度。今後の実施日は5月13、14、20、21、27、28日、6月3、4、10、11、17、18、24、25日、9月3、10、17、24日、10月1、8、15、22日。定員は各回8人。参加費千円(ガイド料・保険料込み)のほか、ワンコインバス乗車賃は各自負担。申し込みは種差海岸インフォメーションセンター(電話0178-51-8500)へ。

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