ネタを選んで海鮮丼に みなとっとの食堂新装

丼に載せるネタは、みなとっとの店内から自分で取っていく

 好きなネタを自由に載せて-。八戸みなと漁協が青森県八戸市湊町で運営する魚介類直売所「浜市場みなとっと」の食堂「漁師食堂 鮮八」が27日、リニューアルフルオープンする。目玉は、八戸産のイカやサバなどを自分で丼に載せて味わえる「のっけろ丼」だ。みなとっとの大山知希副店長は「新鮮な海の幸をぜひその場で楽しんで」と呼びかけている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年間休止していた食堂。新しい取り組みをしようと大山副店長が企画した。コンセプトは漁師らしさと宝探し。「漁師が取ってきた新鮮な魚が並ぶのがうちの強み。ざるを持って、店内で好みの魚介類を選びながら、食堂(ゴール)でオリジナルの丼(宝物)を作る。みなとっとでしかできない体験をしてほしい」(大山副店長)

 丼の具になるネタは、その日の漁次第。関係者らを招いてプレオープンした20日は、八戸産の魚介類のほか、県産ホタテ、ヒラメ、みなとっと自慢の商品「桜鱒(さくらます)の香草炙(あぶり)」など約10種類が並んだ。1品200~300円ほどで購入でき、中にはアカエビが2尾入ったボリューム感のあるパックも。「複数でシェアしてみても楽しいと思う」と大山副店長。

 ご飯は白飯か酢飯を選択でき、汁物も付けることができる。今後は、地元加工業者の商品も並べる予定だという。また、店内で購入した商品は、持ち帰って自宅で「のっけろ丼」にすることもできる。

 食堂の営業時間は午前10時~午後2時(ラストオーダー同1時半)。火、水曜定休。

のっけろ丼の完成例(筆者作)

ご飯は白飯か酢飯か選べる

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