闇夜の桜 津鉄と共に/芦野公園ライトアップ

ライトアップされた「桜のトンネル」の中を走る津軽鉄道の列車=13日午後7時過ぎ、五所川原市金木町

 青森県五所川原市金木町の津軽鉄道・芦野公園駅で13日、春のライトアップが始まった。六~七分咲きの桜が光に照らされ、「桜のトンネル」がいっそう華やかな雰囲気に包まれた。

 同社(澤田長二郎社長)と津軽鉄道サポーターズクラブ(高瀬英人会長)が昨年12月から今年3月末まで実施していたライトアップ企画を、桜の開花に合わせて再開させた。花びらが散ってなくなるまで毎日午後6時から同9時まで、60基の発光ダイオード(LED)投光器で明るく照らす。

 春のライトアップは昨年に続き2回目。友人と一眼レフカメラで撮影していた向井駿さん(20)=おいらせ町=は「昼間の桜はあるが、夜に見に来たのは初めて。闇に映える桜が美しい」と感激していた。

 同公園では29日~5月5日、金木桜まつり(実行委員会主催)が4年ぶりに通常通り開催される。今月22~29日は「準まつり期間」として露店営業やぼんぼり点灯を行う。

 津軽鉄道は22~30日、花見客の増加が見込まれるとして、朝から昼にかけて列車を1往復増やした特別ダイヤで運行する。

五所川原市

青森
北五の魅力、バスで巡ろう 30日から日帰りツアー/クランピオニー
青森
エルム(五所川原)にディズニーストア 青森県での出店22年ぶり、期間限定
青森
津鉄彩るキバナコスモス/五所川原
青森
「めじゃ~ストリート」立佞武多を盛り上げ
青森
「閻魔」亡者をにらむ 新作立佞武多が完成