青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道(澤田長二郎社長)の全線開業95周年記念イベントが15日、始まった。初日は同市の津軽五所川原駅で記念セレモニーを行って節目を祝い、多くの鉄道ファンが末永い運行を願った。16日まで。
セレモニーには約100人が集まり、澤田社長が「95周年は100周年への“助走”。100周年の時はもっと盛大に、皆さんと一緒にお祝いできれば」とあいさつ。関係者がテープカットをした後、東京学芸大学鉄道研究部が制作した記念ヘッドマークが「走れメロス号」に取り付けられ、五所川原第一高校津軽三味線部の記念演奏に見送られながら出発した。
「記念イベント参加権付2日間フリーパス」(5千円)の購入者たちは、普段は立ち入り禁止となっている駅構内の線路付近に入り、車両や機関車を熱心に撮影。父・千人(かずと)さん(52)と一緒にカメラを向けていた小荒井歓輝(よしき)さん(11)=東京都=は「走れメロス号」の小型模型を持っているといい、「車体のオレンジと緑の色がかっこいい」と目を輝かせていた。
16日も「復刻混合列車」のデモ走行のほか、津軽飯詰駅での機関車DD352の運転席見学や「シェフのランチ」販売、津軽中里駅(中泊町)での「激辛・旨辛カーニバル」など多彩な催しを予定している。
津鉄は1930(昭和5)年11月13日に全線20.7キロが開業した。
セレモニーには約100人が集まり、澤田社長が「95周年は100周年への“助走”。100周年の時はもっと盛大に、皆さんと一緒にお祝いできれば」とあいさつ。関係者がテープカットをした後、東京学芸大学鉄道研究部が制作した記念ヘッドマークが「走れメロス号」に取り付けられ、五所川原第一高校津軽三味線部の記念演奏に見送られながら出発した。
「記念イベント参加権付2日間フリーパス」(5千円)の購入者たちは、普段は立ち入り禁止となっている駅構内の線路付近に入り、車両や機関車を熱心に撮影。父・千人(かずと)さん(52)と一緒にカメラを向けていた小荒井歓輝(よしき)さん(11)=東京都=は「走れメロス号」の小型模型を持っているといい、「車体のオレンジと緑の色がかっこいい」と目を輝かせていた。
16日も「復刻混合列車」のデモ走行のほか、津軽飯詰駅での機関車DD352の運転席見学や「シェフのランチ」販売、津軽中里駅(中泊町)での「激辛・旨辛カーニバル」など多彩な催しを予定している。
津鉄は1930(昭和5)年11月13日に全線20.7キロが開業した。