干し餅作り 寒風でサクサク/五所川原

小屋にずらりと並び厳しい寒風にさらされる干し餅=21日午前、五所川原市

 青森県五所川原市俵元地区で冬の風物詩・干し餅作りが盛んに行われている。同地区の農業・兼成健逸さん(72)は21日、寒風が吹き抜ける構造の小屋に無数の干し餅の束を並べる作業に励んだ。

 干し餅を作って50年余りという兼成さん。今冬は昨年12月初旬から作り始めた。薄くのばした餅を7~8センチ角に切り水に漬けて凍らせ、小屋の干し場につるして2週間ほど寒風にさらす。その後、屋内の作業所で数日間乾燥させて完成となる。

 塩やごまを練り込んだ餅は、厳寒の外気によってサクサクした食感や甘さが楽しめるようになるという。

 「油で揚げたりストーブで焼いたりするとおいしい。今冬は寒暖差が大きいからおいしく仕上がっているのでは」と兼成さん。作業は1月末まで。県内の小売店や道の駅などで販売されている。

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