青森県五所川原市は29日、来年8月の五所川原立佞武多(たちねぷた)に出陣する新作大型立佞武多の題材が「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」に決まったと発表した。大型立佞武多の制作は2年ぶり。市商工観光課技能技師の鶴谷昭法さん(43)が制作する。
猿田彦大神は「道開きの神」として知られている。改修工事中の「立佞武多の館」(同市大町)が来年7月にリニューアルオープンするのに合わせ「節目を良い方向に導き街が繁栄するように」との思いが込められている。
市役所で鶴谷さんと佐々木孝昌市長が下絵をお披露目した。猿田彦大神は日本神話で、ニニギノミコトが天孫降臨した際に道案内をした神。下絵には、鼻の長い猿田彦が鮮やかな赤の着物に身を包み、道の先を指さす様子が描かれている。足元には、猿田彦の使いであるカエルがどっしりと座り、存在感を放っている。
鶴谷さんが大型立佞武多を制作するのは2023年出陣の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」以来で、8作目。従来の制作場所である立佞武多の館が工事中のため、今夏の新作中型立佞武多「織姫と彦星(ひこぼし)」同様、旧三好小学校体育館で制作を進める。来年7月上旬ごろに予定している開館セレモニーに華を添えるため、例年より約3週間早い6月中の完成を目指す。
鶴谷さんは「鼻の長い顔や目線、指の方向がイメージ通りにできるかどうか。新たなスタートにふさわしい立佞武多になるよう頑張って作りたい」と意気込みを語った。佐々木市長は「猿田彦は立佞武多の館リニューアルのメモリアルになる」と話した。
猿田彦大神は「道開きの神」として知られている。改修工事中の「立佞武多の館」(同市大町)が来年7月にリニューアルオープンするのに合わせ「節目を良い方向に導き街が繁栄するように」との思いが込められている。
市役所で鶴谷さんと佐々木孝昌市長が下絵をお披露目した。猿田彦大神は日本神話で、ニニギノミコトが天孫降臨した際に道案内をした神。下絵には、鼻の長い猿田彦が鮮やかな赤の着物に身を包み、道の先を指さす様子が描かれている。足元には、猿田彦の使いであるカエルがどっしりと座り、存在感を放っている。
鶴谷さんが大型立佞武多を制作するのは2023年出陣の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」以来で、8作目。従来の制作場所である立佞武多の館が工事中のため、今夏の新作中型立佞武多「織姫と彦星(ひこぼし)」同様、旧三好小学校体育館で制作を進める。来年7月上旬ごろに予定している開館セレモニーに華を添えるため、例年より約3週間早い6月中の完成を目指す。
鶴谷さんは「鼻の長い顔や目線、指の方向がイメージ通りにできるかどうか。新たなスタートにふさわしい立佞武多になるよう頑張って作りたい」と意気込みを語った。佐々木市長は「猿田彦は立佞武多の館リニューアルのメモリアルになる」と話した。