地酒と特製おつまみ、ストーブ列車で堪能 津軽鉄道がモニターツアー

竹浪さん(左)の説明を聞きながら日本酒や特製おつまみを楽しむツアー参加者

 今月から来年3月まで青森県と北海道道南地域がJR東の「重点共創エリア」に指定されることに合わせ、津軽14市町村でつくる観光法人・クランピオニー津軽と津軽鉄道は、同鉄道のストーブ列車に乗りながら日本酒や特製おつまみを楽しむツアーを開発した。11月26日、同法人の構成自治体職員らが参加し、モニターツアーを行った。

 ツアーは、ストーブ列車で津鉄五所川原駅と津軽中里駅を往復する約2時間の旅。竹浪酒造店(板柳町)の杜氏(とうじ)の竹浪令晃(よしあき)さんの解説を聞きながら、日本酒「七郎兵衛」2種類をそれぞれ常温と熱かんで飲み比べし、「くつろぎダイニング哲。」(中泊町)による同町産食材をメインにした特製おつまみBOXを味わう。折り返しの津軽中里駅では、移動販売車によるお土産品などを購入することができる。

 この日のモニターツアーには約30人が参加。揺れる車内で日本酒と料理を楽しみ、竹浪さんの話に耳を傾けていた。野瀬泰申さんは「料理とお酒は言うことなし。中里駅に着いてから飽きさせない、もう一工夫がほしい」と話した。

 ツアーは12月20日、来年1月24日、2月14日、3月14日に実施予定。予約受け付けを開始している。参加費は税込み1万5千円。

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